テクノストレス症候群の原因│パソコンからくる眼精疲労やドライアイ

2020年12月8日

テクノストレス症候群の原因│パソコンからくる眼精疲労やドライアイ

最近よく聞くようになったテクノストレス症候群について、原因を色々と調べてみました。

昔の情報では、OA機器のディスプレイが主な要因だったようですが、インターネットの普及につれてより広範囲になっているように思えます。

今回は現代社会における広義でのテクノストレス症候群の原因について紹介したいと思います。

テクノストレス症候群の原因となる3大ストレス

原因1.目のストレス

ディスプレイの光が目の負担に

一時期ブルーライトが話題となりましたが、パソコンのディスプレイというのは光を発しており、それが目の負担へと繋がっています。画面の切り替わりや動画などでも光の刺激が目にかかり、ディスプレイにチラツキがあったりするとより刺激は顕著となります。

また、ディスプレイを見る角度や距離画面と室内の明かりの明暗の差などによっても、目にかかる負担は大きくなってきます。

スマートフォンの普及に伴い、SNSやゲームアプリの利用も増え、至近距離で長時間に渡り画面を凝視する機会が増えてきました。寝ながらや休憩をとらずにゲームに没頭する人が増えていることからも、ディスプレイの光を原因としたテクノストレス症候群が増えてきています。

画面の凝視が目の負担に

先ほどディスプレイの光が目の負担となるとお伝えしましたが、画面を凝視したり小さな文字を無理に見たりすることも、目の負担となります。

こういった光の刺激や画面を凝視することから眼精疲労ドライアイといった、テクノストレス症候群の代表的な症状が出やすくなります。

原因2.体のストレス

パソコン作業の姿勢が腰まわりの負担に

OA機器の普及により、仕事でパソコンを使用するケースが非常に多くなりました。業種によっては、1日中パソコンで作業している人も少なくありません。

そういった職場でよく聞かれるのが、腰への負担です。腰に負担がかかる事により腰痛や関節痛を引き起こします。

キーボード・マウスの長時間使用は腕・肘への負担に

また、キーボードやマウスも相性が合わないと腕や肘へ大きな負担をかけてしまいます。継続的な負担が首の痛みや肩こりを引き起こし、引き金としてテクノストレス症候群を発症することもあります。

原因3.心のストレス

継続的な作業やミスが心の負担に

パソコン作業では、体を動かさない継続的な作業が多くなりがちですが、こういった仕事もストレスを感じやすい特徴があります。

特にパソコンに不慣れな人に多いのが、作業ミスによる精神的なストレスです。パソコンに対するネガティブや考えや恐怖感を原因として、テクノストレス症候群を引き起こすケースがあります。

スマホ・ネットへの依存が心の負担に

現在で忘れてはいけないのがスマホ依存です。スマホ依存になると、ネット上で書かれていることや、SNSの相手にどのように思われているか過剰に思い込む場合があります。インターネットに対して過敏になりすぎることで過度の精神的負担を感じ、抑うつ症のような症状を発症することがあります。

このような要因もテクノストレス症候群の原因の一つとして挙げられています。

テクノストレス症候群の原因はパソコンとの関係性

テクノストレス症候群の原因として挙げられる言葉で、「ディスプレイとの関係性の悪化」というのをよく見かけました。

以前はディスプレイが主な要因となっていましたが、OA機器やインターネット端末が普及した現代では、ディスプレイのみならずネットへの依存度や端末の扱い方が、より大きい要因となっているように見受けられました。

ディスプレイとの距離や明るい場所で使うことなどテクノストレス症候群の対策は色々とあるので、そちらは次回まとめたいと思います。

自分も長時間パソコンに向かうことが多いので、ネットへの依存や端末の扱い方について、ちゃんと注意する必要があると感じました。